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兵庫県ラグビーフェスティバル

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の激突甦る~

  「第43回兵庫県ラグビーフェスティバル」が14日(日)、神戸総合運動公園・ユニバ記念競技場で行われ、県内のラグビーファンなど多くの人々が集まりました。

 このフェステバルの「目玉」として注目されたのが、

 ~阪神・淡路大震災20年チャリティーマッチ

   神戸製鋼OBvsワールドOB

 かつては「神戸ダービー」として日本のスポーツ界の注目を浴びた伝統の一戦の復活に両チームから歴戦の勇者たちが集まりました。

 

 両軍ともこの試合のために懐かしのジャージを準備。「ワールドブルー」がよみがえったワールドOBのジャージーに、「懐かしいなあ~」の声が会場~相次ぎました。

 試合は15分ハーフの2本。前半は「オーバー45」の激突。

神鋼の林・大八木「伝説のロック陣」が豪快な突進を見せれば、ワールドも松尾、東田も華麗なパス捌きで応えます。スタンドからも当時応援した選手の名前が次々と上がります。

 ややテンポが遅くなったり、次々と選手が入れ替わり珍プレーもありましたが、往年の名プレーが随所に見られて会場は大いに沸きます。

 そして後半は「アンダー45」の対戦。ややガチンコ度も増していきます。神鋼・平尾剛選手の巧みなランもあり、ワールド織田選手の一瞬のスピードもあり、それぞれがわずかな出場時間でのベストプレーを目指してユニバのピッチを駆け巡ります。村上晃一さん、大畑大介さん、大西将太郎さんの絶妙な場内解説に、観衆それぞれの「伝統の一戦のシーン」が重なります。

 試合も終盤、逆転を信じてワールドOBは最後の攻撃。「抜けたらトライか?」の場面でワールドSH鬼塚竜太選手がまさかのノックオン。会場は大きなため息に包まれました。

 もちろん勝敗は二の次。当時と変わらぬ闘志で熱いファイトを見せてくれた両軍の勇者たちに会場からは惜しみない拍手が送られました。


 神戸製鋼、ワールドのOB選手は引退してからも多くの選手が六甲クラブでプレーを続け、
クラブラグビー、兵庫県ラグビーの興隆に貢献してきました。特に、今回集まった60人以上のワールドOB選手のうち、30人以上が六甲クラブでもプレーし、まだまだ「現役」でプレーする選手も多くいます。また両チームの多くのOBがスクールなどの各カテゴリーでコーチを務め、ラグビー普及に今も奮闘しています。

 試合後のファンクションでは両チーム入り乱れて、世代を超えての話が盛り上がります。かつてはライバルとしてしのぎをけずってきた間柄だからこその「永遠の友情」に、時間はあっという間に過ぎていきました。

 最後にそれぞれの世代のチームから「MOM」を選出

・ワールド「オーバー45」~北迫孝治選手

・神鋼「オーバー45」~細川隆弘選手

・神鋼「アンダー45」~桑原雅典選手(ラストワンプレーでブーイングを浴びるタッチキック)

・ワールド「アンダー45」~鬼塚竜太選手(神鋼・増保選手から「リュウタ君、有難う!」と選出)

 鬼塚選手は「現在、サニックスのBKコーチをしております。チームに帰っても選手にハンドリングをしっかりと教えたいと思います!」とコメントし笑いと拍手を誘いました。

 最後は神鋼OBキャプテン・林敏之さんのあいさつに、大八木、武藤、東田氏がからみ、4人漫才のような掛け合いの連続。(このへんはお約束になっているのでしょうか?) 

最後は、この一戦の実現に動いた各関係者への感謝と、ラグビーの素晴らしさ、仲間の素晴らしさ、そして

「またやりたいね!」

と再戦を約束して、全員で乾杯。大団円となりました。


 当日、会場では「チャリティーマッチ記念Tシャツ」を販売。六甲クラブのスタッフもお手伝いさせて頂きました!神鋼OBからは林丈太郎さん、小山さんが担当。丈太郎さんの巧みな話術もあり、Tシャツは大好評のうちに完売となりました。

 収益金は東日本大震災の被災地への義援金となります。ご協力ありがとうございました。



 


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