六甲ラグビークリニックを開催しました!
六甲クラブの地域貢献活動の一つ「六甲ラグビークリニック」が2月28(日)、神戸市灘区の六甲中・高校Gで行われました。
~totoスポーツ振興くじ助成事業~
「六甲ラグビークリニック」
・2月28日(日) 六甲中・高校グラウンド(神戸市灘区)
・参加チーム 灘中・高校
六甲中・高校
兵庫県ラグビースクール
姫路ラグビースクール
西宮甲東ジュニアラグビークラブ
個人参加の各スクール生
※高・中・小学生合わせて約100人が参加
今回のクリニックの特別講師は廣瀬俊朗選手です。
~ひろせ・としあき~
北野高→慶大→東芝。ポジションはSO・WTB
日本代表キャップ28。15年ラグビーW杯では出場機会がなかったが、チームの精神的支柱として支え、予選3勝という日本ラグビーの歴史を変えることに大きく貢献。先日現役引退を発表した。
「皆さんこんにちは!」
“エディ―日本の精神的支柱”を前に、少し緊張気味の生徒たちを前に、大阪出身の廣瀬選手は優しく関西弁で語りかけます。
「今日のこと、メッチャ楽しみにしてました。昨日もね、(友人の)結婚式やったんやけど、お酒をガマンしてきました。よろしくお願いします!」
まずはアップからスタート。石川安彦さん(日川高→早大→東芝府中→三洋→釜石SW)のリードで参加生徒をいくつかのグループに分かれて、廣瀬選手、六甲クラブのサポートメンバーもそれに混じります。
笑顔の中にもコミュニケーションの取り方、リアクション、身体の使い方にポイントをおき5~6種類の動きをこなしていきます。次々と種目が変わる中、生徒たちの集中力も増してきます。
・2対1
・3対2
・ストレートラン
・3対2~からのブレイクダウン
などのスキルをこなしていきます。各グループに、六甲クラブのメンバーが2・3人ついて指導。廣瀬選手はグループを回りながら動きに入ったり、ポイントをコーチしていきます。
「ラグビーって、考えれば考えるほど楽しくなるスポーツ。ただ練習をこなすんじゃなくて、自然と考えるクセを付けていくと絶対に上手くなる」
項目ごとに廣瀬選手は全体を集めて、ランダムに生徒の意見を求めていきます。中にはあまりにも的確すぎる小学生のコメントにビックリして目を丸くする一場面も。
「声を出す重要さ」「コミュニケーションの大切さ」「まっすぐ走ること」「パスを放る場面」
廣瀬選手のコーチをみるみる吸収していく生徒たち。
「うわッナイスプレー!。初めのころより全然よくなっている」
と廣瀬選手も目を細めていました。
最期は3つのグループに分けてのタッチフット。
・タッチした人+一人は自陣のゴールまで走る
・タッチされた人は寝る、二人に目がボールを動かす
ポイントを意識しながら選手たちは白熱したプレーを繰り返します。
最期に全体写真を撮影して「ピッチの部」は終了。
「六甲ラグビークリニック」は教室に会場を移してまだまだ続きます!