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六甲クラブ創部50周年記念式典

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これからも「楽しく、強く」

 

12月1日、神戸市東灘区の神戸大深江キャンパスグラウンドで行われた「六甲クラブ創部50周年記念OB戦」。試合後、会場を神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸に移して、「50周年記念パーティ-」が行われました。

 会場には来賓の方々、歴代OBから現役選手・スタッフ、家族など総勢150人以上が集まりました。

 はじめに会長の伊藤泰之から挨拶がありました。「ワールドカップ日本大会の成功後、ラグビーの注目度はこれまでにないものがある。クラブチームの我々にも果たす責任は大きい。皆さんと手を携えて尽力していきたい」と挨拶。続いて野村注OB会長のやや長い挨拶の後で乾杯!会場各所で思い出話に花が咲きました。

 1968(昭和43)年に甲南大OB8人の若者らが中心に立ち上げた六甲クラブ。翌69年に協会登録して正式発足すると、兵庫県リーグや大学生、社会人など多くの強豪チームと激戦を重ねてきました。

 神戸から関西から、東京はじめ全国各地から集まったOBの皆さん。思い出話に話とビールは尽きません。

 同日に行われた早明戦よりも、こちらを優先した吉野俊郎も、東田哲也とともに壇上に登場。今でも年間360日!トレーニングを欠かさず、毎朝7時、ジムに通ってから出社する毎日を59歳になった今でも欠かさないそうです。

 「僕のラグビー人生、一番楽しかったのは六甲クラブでプレーした時期でした。これホントです。」

 当時、ポートアイランドの空き地で泥だらけで練習後、皆で銭湯に直行した後、軽く「モルツ」をひっかけて帰る。あの日の思い出がよみがえってきます。

 また会場には、地域貢献活動「六甲ラグビークリニック」のコーチとしてお世話になっている、元日本代表主将・広瀬俊朗さんから祝福ビデオメッセージも流され、「ワールドカップ以降のラグビー人気、一緒に盛り上げていきましょう!」とコメントもいただきました。

 一部、コンプライアンス上、披露できない伝統芸もありましたが(苦笑)、多くの笑顔で時間はあっという間に過ぎていきました。

 

終盤、1月からの26年連続26回目の全国大会を控える現役メンバーたちが登壇。中村主将が「改めて、六甲クラブ50年の歴史と深みを感じました。ここ数年、壁に跳ね返されていますが、記念の年に、皆さんの思いを背負って優勝します!」と力強く8年ぶり7度目の日本一奪回を誓いました。

 


最後に子どもから70代まで150人以上の「六甲ファミリー」が会場いっぱいに一円の輪となり、部歌でもある「シルビー」と「ジョリー・グッドフェロー」を熱唱。大団円と思いきや、アンコールとして「ヴィクトリーロード」を声の限りの大熱唱。これからの50年も「ONE TEAM」で走り抜けることを全員で誓いました。

 

六甲クラブ理事長・中島誠一郎

 「全国には古豪のクラブチームも数多いが、50年もの間、全国大会など上位で戦わせてもらっている六甲クラブは本当に幸せです。これまでに戦ってくれた幾多のクラブ、大学、社会人、多くのラグビー関係者のおかげでもあります。次の100年に向けて、これからも周囲の皆様に支えていただきながら、伝統を引き継ぎ、革新的挑戦を続け、一層精進して参る所存です」

 令和の時代に入っても「楽しく、強く」ー。

 六甲クラブはこれからも走り続けます。

 


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